理学療法士の高嶋です。1月が過ぎ日の長さは感じるもまだまだ寒さが堪えますね。空気は冷たいも日は暖かい、そんな時に何も考えずに日向ぼっこするのはすごく気持ちよくて好きです。
さて理学療法士、リハビリの人と聞くと何をする人と思いつくでしょう?マッサージ、運動、筋トレ、体操などこんな感じでしょうか。今回は一医療人として本当に幅広い知識が必要になると思い知ることになった利用者さんとの関わりについて話せたらと思います。
一人暮らしをされているEさん、大まかに言うと不活動や不摂生で下肢に痺れ、痛み、筋力低下が見られ転倒を繰り返し、依頼を頂いた形になります。関わってすぐは循環の加減で固くなっている足指、足関節の動きを引き出したり、軽度トレーニング、歩行練習を通じて歩行ペースの向上、行動範囲の拡大が見られました。ただ2ヶ月後くらいから腰痛や下肢に痺れ、痛みが強く出現するようになり、ほぼ今までの不活動の状態に戻ることになりました。この時期に一般的な腰痛のガイドラインに乗っとって痛みの許す範囲でできる限り今まで通り動くようにしましょうと指導しました。ただ状態の改善はなく自身の用事も休みがちになられました。このことを当事業所の看護師さんに相談したところ可能性として血流障害の悪化が関わっているのではないかと指摘してもらいました。本人に血液検査の結果など確認すると血流障害につながる所見がいくつか見られていました。介入から生活習慣、不摂生の状態はそれほど変わりなかったそうです。立場として食事内容などを制限できる訳では無いのですが、現在の生活がいずれどういう症状につながるかといったことはできるだけ早い段階で説明する方が望ましかったと思っています。
日々、各利用者さんから刺激、気づきをいただいております。どの方に対してもより良い関わりができるよう精進していきたいと思います。寒さ対策をしっかりしてもう2ヶ月ほど乗り切って春を迎えましょう。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、毎週金曜日 リハビリスタッフ・看護師の利用者さん合同カンファレンスを行い連携のもと多角的な視点を持ち支援させて頂いております。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和4年1月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和4年3月以降の看護師(伏見区)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保