理学療法士の木内です。今年もようやく寒さを感じ始めてきましたね。私は寒いのが苦手なので、数週間前からすでにバイクの手元の風除けを着けています。これから冬にかけ寒さが増してくるのは辛いですが、たくさん厚着をして乗り越えたいと思っています。気温の変化で体調も崩しやすいため、皆様もお気をつけください。

今日は福祉用具の利用にて、活動性が向上した利用者さんのお話をさせていただきます。

今回お話しさせていただくAさんは狭窄症や脳梗塞の既往により、屋外の不安定な環境で転倒を繰り返したため、外出に対するお気持ちが低下し、自宅内での生活が増えていきました。活動性の低下により療法士訪問開始となりました。活動性の低下による筋力低下や柔軟性の低下はありましたが、何かに掴まれば下肢が挙上できたり、少しでもバランスが取れるのを見て、歩行器を使用すれば屋外でも歩行ができるかしれないと考え、歩行器をすぐに選定しました。Aさんはそれまで歩行器の使用はしたことがなく、車から店に入るくらいの距離の歩行は杖を使用することはあっても、ふらつきが強く出てしまい、とても不安定な歩行でした。歩行器はAさんの要望であるカゴ付きと、私の考えとしてタイヤがやや大きいものを選定しました。タイヤが大きいものは多少整地されてない道や、小さな段差でも乗り上げたりでき、安定性にも優れています。ハンドルの高さなどを調整し、歩行練習行ったところ、杖歩行とは見違えるほど歩行ができました。筋力や、持久力の低下により疲れやすさはあるものの、屋外での歩行ができました。これを機にAさんは自主的に自宅前の歩行もされるようになり自宅に籠ることも少なくなりました。

今回、機能面の向上も大切ですが、福祉用具を上手に利用することで、現状の機能面で、Aさんの生活の満足度向上に繋げることができました。そこから次は機能面の向上にも繋げ、さらに生活の満足度の向上に繋げていきたいと考えています。

その時の状態に応じて、機能面の向上と並行に福祉用具の選定にも目を向け、ご利用者さんに少しでも過ごしやすい生活をしていただけるよう、今後もサポートさせていただきたいと考えています。

訪問看護リハビリステーションたもつは、福祉用具の選定にも力を注いでいます。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。

令和512月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保