看護師の津元です。
私はすっごく寒いのは好きではありませんが、今ぐらいの寒さは意外と好きで朝の冷たい空気は澄んでいて心地いいとさえ思います。
しかしお仕事はバイク移動!
風が冷たいので手袋マフラー、スノーボードのウェアを着て完全防備!
お日様に当たると暖かくてお日様のありがたみを感じますね^ ^
これからさらに気温が下がっていくので、皆さんも体調管理お気をつけください。
では、今回もある利用者さんとの関わりで感じたことをお話ししたいと思います。
その利用者さんは喉の病気で以前に手術をしその影響で口から固形物を食べることが難しく、自分でミキサー食を作って飲み込みやすい食事をとられていました。しかし、どれだけ食べる量や形態を気をつけていても喉が腫れることがあり、口からご飯が食べられない状態になることがありました。そのため、この方は入院してお腹に腸瘻(腸へ続くチューブ)を造設し、注入によって栄養がとれるようにされました。
しかし問題はこれからです。
利用者さんは独居の高齢者です。腸瘻の管理、注入の手技取得など、慣れない医療行為を覚えないといけなくなりました。何とか入院中に注入の指導を受け一連の流れを覚え、無事退院となりました。私はこの方とこの退院後から関わらせていただきました。
退院後、注入の手技は問題なくできていましたが、腸瘻のチューブがお腹から30センチほど長さがあり、その保管方法を悩まれていました。
お腹から出ている腸瘻チューブを安全に保管するにはどうすればいいか?
毎日の注入が終わればテープ固定してはどうか?
ではどのようにどのテープを使ってチューブを固定すればよいか?
この方法なら自分でもできる!
しかしテープを毎日使うとコストがかかる
テープを毎日使わず固定する方法はないか?
腹巻を使う
腹巻の中でチューブが動いて気になる
小さな巾着にチューブを入れ、その上から腹巻をする
このようにお腹から出ているチューブの管理方法が、安全であるか、利用者さんの不安なく行える方法か、またその方法が利用者さん1人でできる方法であるか。それを考えながら毎回の訪問で利用者さんにとって1番最善の方法をなるべく家の中にある物で一緒に模索して考えています。
私は昔病院の病棟で働いていました。その頃はこの方のように退院指導として注入の方法などお伝えすることもありました。今思うとその指導は"自宅で過ごすための看護"ではなく"退院するための看護"になってはいなかっただろうかと振り返ります。
この利用者さんから「退院してからどうなるかと思ったけど、どうしたらいいんやろと思ってもすぐアドバイスをしてもらえ、やりやすい方法を見つけることができてこうして生活できています。」とお言葉をいただきました。
この言葉を聞き、改めて看護師からの一方通行で物事を進めるのではなく、利用者さんご家族さんと一緒に最善の方法を見つけていくことが大切だなと感じました。
医療処置が必要な状態で在宅に戻られる方はたくさんおられます。在宅ではその人その人で置かれている状況、環境、生活は全く違うため、その方の"普段"にどれだけその医療処置を組み入れられるかが重要なポイントだと思います。
退院はゴールではなくスタートです。
これからも利用者さんやご家族さんにとっての普段の生活を守りつつ、必要な医療ケアが安全に適切に受けられるように、利用者さんご家族さんと共に最善の方法を見つけていけるような関わりができたらと思います!
写真は早朝の東福寺です。
朝日が眩しかったですが紅葉もしており、幻想的でした!
季節の移り変わりを楽しみたいですね!
訪問看護リハビリステーションたもつ(京都市伏見区)は、京都市伏見区、京都市南区、京都市山科区、京都市東山区を中心に活動をしています。
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管理者 西谷 保