作業療法士の平田です。冬らしい寒い日や4〜5月のような暖かい日が混じる気温差のある日々ですが、皆様は風邪など引いておられませんでしょうか。
今日は訪問リハビリをご一緒にさせて頂いている利用者様とのお話をさせて頂こうと思います。
脳卒中後のAさんとは今から一年以上前に担当を引き継ぐことになり、リハビリに関わらせて頂くことになりました。身の回りのことは殆どご自身でなされており、リハビリへの希望は、運動時に痛む麻痺側の腕を動かしやすくして欲しいとのことでした。私が訪問し始めた当初は痛みが強く、肩の高さまでも中々上がらない状態で、関節の可動域にも多くの制限が見られていました。Aさんは基本的に寡黙な方で、訓練時の痛みが強過ぎないかどうかと、最初は意思の疎通にも緊張していたのですが、リハビリを続けていく中で徐々に肩の動く範囲が拡がっていき、痛みが出にくくなってくるにつれ、話かけた際の言葉数が増えてくるようになっていきました。その内に肩を動かした際の痛みは殆どなくなり、可動範囲も殆ど正常域に近い所まで拡大し、一人でも肩の高さ以上までスッと上げられるようになったことから、今度は歩行時の足の動きをより速く歩けるように改善したいという目標まで伝えて下さるようになりました。
現在では腕の機能訓練や全身の筋力訓練の後、屋外歩行訓練にて歩行スピードを上げる練習なども行っています。
今では訪問する度に、ニュースの内容や世間話などを笑顔でお話して下さるようになり、こんなにも心を開いて下さっている様子に、私としてもとても嬉しく思っています。
下の写真は屋外歩行時に見た、真冬に元気に成っているレモンの木です。
こんなに寒くてもしっかり実が成るもんなんだなと、ちょっと感動したので写真に撮ってみました。
京都府では1月13日から緊急事態宣言が発令されるなど、まだまだコロナ禍の只中ではありますが、だからこそ健康を維持出来るよう皆様と一緒に励んでいきたいと思う所存です。
引き続き感染予防対策にもしっかり取り組みながら、笑顔と共にこれからも訪問させて頂きますね!
訪問看護リハビリステーションたもつ(京都市伏見区)は、京都市伏見区、京都市南区、京都市山科区、京都市東山区を中心に活動をしています。
今年4月に京田辺市に訪問看護リハビリステーションたもつ2号店を考えてます。京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町の訪問体制を構築していきたいと考えています。
新規京田辺市のオープンスタッフ 令和3年2月4月採用看護師・療法士を募集しています。
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管理者 西谷 保