問時間リハビリステーションたもつ 伏見の管理者の平田です。

今年もあっという間に10月となりました。

一気に冷え込み、体調管理には十分注意が必要ですね。

 

さて、今回はご家族さんが利用者さんを在宅で看取るために退院を希望され、自宅で最期を過ごす事が出来たA氏と奥さんについてお話しさせていただきます。

A氏は大好きな入浴中に脳内出血を発症され、一命は取り留めたものの右半身の完全麻痺、失語症の障害が残りました。

また、嚥下機能の低下により肺炎を繰り返している状態でした。奥さんも医師から退院できる状態ではないと説明を受けていました。

奥さんはコロナ禍で面会ができず、A氏が病院で亡くなり、最期を見届けられない事は絶対に避けたいという思いでいっぱいでした。

葛藤の末に、自宅で寝たきり状態のA氏を一人で介護する判断をされました。

退院当日、娘さんやお孫さんが待つ自宅にA氏が帰って来られました。

奥さんをはじめ家族みんなで大変喜んでおられました。

しかし、ここから奥さんは大変苦労されました。A氏に必要な看護技術をする必要がありました。唾液や痰の吸引、鼻からの経管栄養、点滴のアラーム対応、床ずれ予防のための体位交換など私達、訪問看護師が手技を実際に見せ、

注意点を根気よく伝えました。奥さんも一生懸命、習得に意欲を見せ熱心にメモを取り日に日に技術が上達することが出来ました。ほとんど寝てないと話されていました。疲労もかなりあったはずです。

そんな大変な毎日でしたが、退院されて2週間余りが経った頃にA氏に肺炎が再発しました。抗生剤という手段もありましたが、奥さんは今後何度も苦しむA氏をこれ以上見たくないと、薬の投与はしない事になりました。

そして、その数日後の早朝にA氏は亡くなりました。

亡くなられた時に立ち会っていた私は、奥さんが泣き崩れるのではなく、すごく良い笑顔をされていた事が大変印象的でした。

自宅でA氏を看取る事ができたという安堵感からその表情が自然と出たのかなと思いました。

このご時世だからこその貴重な訪問となりました。正直、周りから反対された今回の退院でした。しかし、奥さんとともに自宅で出来る限りの医療の提供を行い、家族の思いである『自宅で看取る』を実現することができました。

まだまだ、同様の症例に関わらせていただく機会はあると思います。今回のA氏と奥さんとの関わりを今後に活かせたらと思います。

紅葉前の銀閣寺です。歴史・過去があり現在、そして未来へ繋がります。家族で今までを振り返り、最期を家で過ごせる支援を継続的に行いたいと思います。訪問看護リハビリステーションたもつではグリーフケアにも取り組んでいます。

5月1日京田辺市に訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 オープンしました。京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を構築していきたいと考えています。

訪問看護たもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市の訪問をしています。

あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。

新規京田辺市・伏見区 令和3年11月以降の看護師・療法士を募集しています。

在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にてご連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。

ホームページからの直接採用を最優先、優遇としています。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長  西谷 保