作業療法士の古澤です。涼しいを通り越して急に寒くなり、慌てて衣替えをしました。日が落ちるのも早くなりバイクではサングラスが要らなくなってきました。

今回は自主トレ支援についてお話したいと思います。自分でできるストレッチや筋トレ、生活動作の中で意識して行うことなどを指導させていただいています。すぐに熱心に取り組まれる方もおられますが、なかなか取り組めない方も多くおられます。Aさんは「やらなあかんのやけどしんどくて…」、Bさんは「家のことが忙しくてなかなか時間が作れない」とお話しされます。それぞれ必要なことと理解はされていますが自主トレとなると行えない様子です。できないのにはそれぞれいろんな理由があるという事です。私は訪問の際によくよくお話を聞いて無理なく続けられる方法をご提案しています。

Aさんにはまず訪問時に一緒に実施して、できるようになったことや行うことで身体がラクと感じて頂いた事を実施して頂いています。回数が少なくても良いとお伝えしており、10回ずつ続けておられます。はじめはできないとおっしゃっておられましたが今では回数を増やして頑張っておられます。Bさんにはお湯が沸くまで足踏みする、歯磨きしながら踵を上げるなど、運動のタイミングを具体的にお伝えしました。毎日ではなくても意識は変わり出来ることから始めておられます。

お二人ともそもそも身の回りのこと、掃除や洗濯、調理までそれぞれのペースではありますが毎日頑張っておられます。痛みがあってもしんどくても、既に頑張っておられる事をきちんと評価する必要があります。訪問して直接的に関われるのはわずかな時間です。それ以外の時間をどう過ごしていただくか、個々の状態や生活リズムなどに合わせて提案することが大切であると思います。生活の中にリハビリ要素を取り入れて、少しでも今の生活が維持していけるように今後も支援していきたいと思います。

利用者さんと屋外歩行をしている時に見つけた「ざくろ」の写真です。ざくろの旬は秋の初めとの事です。短い秋でも目で見て、食べて、愉しみたいと思います。

リハビリは、自主トレーニングが大切です。その人に応じた自主トレーニングを提案させて頂いております。療法士と共にするリハビリ+自主トレーニングで効果があがると思います。

5月1日京田辺市に訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 オープンしました。京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を構築していきたいと考えています。

訪問看護たもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市の訪問をしています。

あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。

新規京田辺市・伏見区 令和4年1月以降の看護師・療法士を募集しています。

在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にてご連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。

ホームページからの直接採用を最優先、優遇としています。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長  西谷 保