作業療法士の神原です。

早いもので今年度も残すところわずかとなりました。皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか?

今回は、今年見た映画を一つ紹介したいと思います。皆様は京都シネマはご存知でしょうか?小規模の映画館ではありますが、こだわりの映画を上映されています。そこで見た映画が「痛くない死に方」です。在宅医療のスペシャリストである長尾和宏先生の著書が映画化された作品で、終末期の在宅医療が取り上げられています。今となっては当たり前に感じる内容ですが、2016年に執筆され、2019年に上映開始された映画と思うと、感傷に浸るものでした。というのは、私事ではございますが、同じ時期に同居していた母を進行がんで亡くしました。在宅での看取りも考えていましたが、結局は緩和ケア病棟で死去しました。病院の主治医は大変良い先生でしたし、受けた医療に関しては満足していますが、在宅という選択肢は持っておられませんでした。先生としても、当時スムーズに在宅に引き継げる往診医がいなかったのではと思います。今では私の住んでいる地域も往診される医師が増えています。往診専門のクリニックも業務拡大されていますので、在宅での看取りという選択肢も考えられる時代になってきました。訪看たもつも訪問看護の立場からお手伝いする機会が増えてきています。母やこれまでの利用者さんの経験を通して思うことは、進行がんであれば在宅医療に切り替わってから逝去されるまで1ヶ月に満たないことが多々あるということです。この期間に利用者さんや家族さんは医師、看護師等在宅医療、介護スタッフと新しい人間関係を築かなくてはいけません。同時に私たちは利用者さんに寄り添い、精一杯生きること、そして生の終え方を支援する必要があります。利用者さんにひと目で信頼してもらえるような人間性、知識、技術を研鑽して皆様のお役に立てるようなセラピストにならねばと奮起するきっかけとなった映画でした。

最後になりましたが、この写真は今年で最後になる東山花灯路のものです。ウクライナとロシアの問題も早く解決してほしいと思います。世界中が平和の中で自身の生や死と向き合える社会になってほしいですね。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、積極的に終末期の利用者さんを受け入れ、ほぼ毎月1名以上のお看取りをさせて頂いております。訪問日初日の看取りのことも多々ありましたが、在宅での選択枝、希望を叶えられることを使命と考えています。ご本人、ご家族の希望を叶えられる訪問看護リハビリステーションでありたいとい思います。また、リハビリスタッフ共に、その人らしい生活拡大や、体位の調整等細かなところでリハビリ・看護の連携をさせて頂きます。

訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和4年4月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和4年4月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保