理学療法士の高嶋です。ちょっと暑い気もしますがいい季節になりました。日々のバイクの移動が快適でいい気分です。雨がしっかり降る時もありましたが痛みが生活の質を落としてしまうというのは多くの方が共感できることだと思います。そのため痛みに対する支援が中心になる方もおられます。痛みと聞くとマッサージが先に思いつきそうですが、我々としてはなぜその痛みが出るのかという評価から支援の内容を検討していきます。支える筋が弱いせいで負担がかかっている、隣接関節の動きが悪いのでその代償で多く負担を受けているといったことを考えています。

腰痛には腹筋を鍛えろと世間的によく言われていますが、中には腹筋の硬さが腰痛の原因になっている人もいるので一概にそうではないです。

今回紹介する腰部手術後のAさんはどちらかと言うと腹筋が弱く腰に負担がかかっているタイプの方です。日常では活動的であるも、訪問時は毎回何かをして痛くなったと話されました。腰への負担軽減のために介入していく中で、骨盤の動かし方がわかりにくいという仮説があり、骨盤の動かし方の運動を進めると痛みが少なかったとの話すことが増え始めました。できるだけ運動をシンプルにし、自身でできるようにしました。すると、痛みは出現しているものの自分で痛みを対処できるという自信につながっていきました。

痛みは多くの方の悩みであり、多様化されているので、まだまだ研鑽が必要です。利用者さんへの支援や日々の学習、同僚との意見交換を通じて少しでも救いの一助になれればと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、腰痛のある利用者さんに対して療法士・看護師とともにできる限りその人らしい生活ができるように支援しています。

新茶になる新芽。5月を感じる一つです。

訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和4年6月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和4年6月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保