看護師の林です。
京都府看護協会の「認知症患者の意思決定支援」というオンデマンド研修を受講しました。
研修では、まず認知症高齢者の意思決定を支援する前提にある倫理について学びました。その後、認知症高齢者の意思決定支援の具体的な方法・ACPについて学び、看護師として働く上で「明日から何ができるか?」について考えました。ACPとは、アドバンス・ケア・プランニングの略語です。将来の医療・ケア(介護など)について、本人がどのような医療やケアを望んでいるかについて自ら考え、意思決定の実現を支援するための過程について学びました。今、超高齢社会となり認知症の増加や家族関係の変化に伴って、医療・介護現場において意思決定・判断に対する専門職者の戸惑いや倫理的ジレンマが高まってきていることから、ACPが重要視されるようになってきています。
研修名では、「認知症患者の~・・・」となっていますが、学んだ内容は対象を問わず、どのような状況の利用者さんにとっても必要な支援であると感じました。また、私個人としては、祖父母や両親など大切な家族とも元気なときから話し合い、一緒に考えていきたいなと思いました。今回の研修での学びは実践がとても重要ですが、とても難しいことであると感じています。しかし、具体的な実践方法や言葉かけの方法なども教えてもらうことができました。少しずつでも利用者さんへの看護に活かせるように、学びを振り返り、技術を身につけていきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、人には今まで生きてきた生活、価値観を大切にし、その人らしい生き方・意思決定を支援します。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。コロナ禍においても、利用者さんに安心して頂ける支援をしています。
令和4年9月以降の作業用療法士・理学療法士・言語聴覚士(伏見区・京田辺)令和4年9月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保