看護師の掛川です。利用者さんから訪問に来てくれるようになって1年が経ったねと言われ感慨深い気持ちになりました。在宅ならではの関わる期間の長さや距離の近さがありゆっくり話を聞きながら関わることができるのが訪問看護の魅力でありやりがいの一つだなと感じています。
受け持ちのAさんとの関わりをお話します。Aさんは両下肢に麻痺があり主にベッド上で過ごされ移動は車椅子を使用されています。「痺れや痛み、自由に動けない、いろいろ考えてたらなんのために生きてるのかってね…」と、今の現状や生活を受け入れつつも過去の選択を後悔したり気持ちの浮き沈みがあり夜間に涙されることも多いと話されます。病気になるまであたりまえにしていたことが難しくなり生活の再構築を余儀なくされました。
Aさん、ご主人、療法士と目標を共有することから始めました。最初の目標は褥瘡を治すことでした。ご主人が栄養を考えた食事作りと褥瘡処置を、Aさんはリハビリ、自主練に積極的に取り組まれ病院ではなかなか治らなかった褥瘡がきれいになりました。いろいろしてあげたいご主人と慎重なAさんの意向を確認しながら褥瘡を気にせず移動ができるようになった次は自宅のシャワーにかかることを目標に進めていきました。ご主人より最終娘さんと2人でシャワーをしてあげたいんですと。
療法士さんにはシャワーチェアーの微調整、移乗時バランスを崩さない姿勢の確認方法など看護の視点では見えにくい細部に渡ってアドバイスをいただきました。初回は療法士さんと共同し自宅の浴室で安全にシャワー浴ができました。「1年ぶりに家でシャワーかな。両手を上げて顔を洗えたね。気持ちいいです。」と。改めてたくさんの我慢と諦めを強いられておられるんだなと複雑な気持ちになったのを覚えています。それと同時にAさんの嬉しそうな表情に訪問看護をしていてよかったと感じた瞬間でもありました。家族だけでのシャワー浴も実現しました。次の目標は温泉旅行に行くことですと。
同じようにはいかなくても今までしていた生活に少しでも近づけるよう小さな楽しみや目標の積み重ねを大切に療法士さんと連携しながら支援をしていきたいです。
病院で治らなかった褥瘡が治癒し、在宅できびしいと予測されていたシャワー浴ができるようになりました。ご利用者さん、ご家族と訪問看護リハビリステーションたもつのスタッフの連携と努力によって成果がでたと思います。今後も利用者さんの目標が達成できるように関わっていきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。コロナ禍においても、利用者さんに安心して頂ける支援をしています。
令和4年10月以降の作業用療法士・理学療法士・言語聴覚士(伏見区・京田辺)令和5年1月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保