看護師の三牧です。

「医療的ケアに関する専門部会」第5回 意見交換会に参加してきました。今回は「当事者側からのお話」として、A病院地域連携室の相談員さん、居宅介護支援センターの管理者さん、そして現在難病を抱えながら在宅で生活されている利用者さんとその奥様から貴重なお話を聞くことができました。

ケアマネジャーさんの抱える苦悩について。

①医療的ケアが必要な事例が多くないため経験や知識が足りないこと。

②介護保険外の事業所についての情報が少ないこと。

③利用者に関わる支援者が増えるため、情報共有が難しいこと。

などが挙げられていました。

私たち訪問看護師もケアマネジャーさん任せではなく、制度や特に介護保険外のサービスについての知識を持ち、いろいろな手段の提案ができるようになりたいと感じました。また、利用者さんのお話の中で、私たちはいつも簡単に「疾患を受け入れる」などと言ってしまいますが、決して受け入れているわけではないこと、生きるために仕方がないから胃ろうを造ったり呼吸器をつけたりしているんだという言葉にハッとしました。奥様もまた、自分の判断ミスでご主人に何かあったらどうしようというお気持ちや、医療的ケアの必要性が増えるにつれて、事業所にNOと言われたらどうしよう…といった不安も大きいと話されており、ご家族は支援者ではなく、支援を受ける側であるということを再認識できました。

訪問の合間に勉強会に参加させて頂き、有意義な学びができました。他職種連携のためのスムーズな情報共有と、利用者さんとご家族へ一歩踏み込んで思いを汲み取ること、予測される医療的ケアへの情報提供について工夫することを自己の課題とし、今後のサービスに繋げて行けるよう努力します。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、積極的に研修に参加しています。

訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。コロナ禍においても、利用者さんに安心して頂ける支援をしています。

令和5年1月以降の作業用療法士・理学療法士・言語聴覚士(伏見区・京田辺)令和5年1月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。ご遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保