看護師望月です。

あっという間に4月になり令和5年度が始まりましたね。とても良い気候が続きバイクの風も心地よく感じるようになりました。新年度となり新社会人、小中高、保育園など多くの人たちが新しい場所や環境で色んな経験をされると思います。

私は社会人一年目の時のことをふと思い出しました。病棟に配属され右も左もわからず、新しい環境、覚えることがたくさん、看護師する一つ一つが命に繋がる行為であったりと毎日がいっぱいいっぱいでプレッシャーに押しつぶされそうなこともあり、毎日がむしゃらに頑張って落ち込んでの繰り返しでした。でもいつも患者さんの一言で救われ「こんなんじゃあかん。頑張ろう。」と思いながら今も看護師を続けていられるんだと思います。

担当利用者さんとのお話をさせていただきます。

Aさん女性 〇〇型認知症、精神疾患を患われ薬物治療後に訪問看護が導入されて開始された方です。最初は生活リズムが整わず、表情が硬いことが多く、発熱をきっかけにさらに意欲低下がみられ食欲もない日々が続きました。

看護師を拒否されることなどはありませんでしたが薬物療法の調整なども実施されましたがなかなか食事が進まず痩せられてしまい、エネルギー不足から意欲低下が進み悪循環が続いていました。

エネルギーを摂取できるようになるために補助食品を摂食できるよう調整したり家族の方に協力してもら色々な食べ物を準備して試行錯誤してやっとAさんが好きな食べ物、食べたいなと思えるものを見つけることができました。食事が入るようになってからは体調も回復され活気が見られるようになり少しずつ意欲が戻ってこられ今では訪問時に一緒にトレーニングをしたり近くの鴨川まで散歩行ったりできるようになり、ご家族と旅行や外食に行けるようになられました。これからも生活リズムを維持できAさんの生活が充実できるよう関わっていきたいです。

Aさんと関わり思ったのは食べることは生きることであり生きる原動力なんだなぁと改めて思いました。体調や精神的な部分をサポートしていくのはもちろんですが利用者さんにとって良い刺激、きっかけ作りをして多くの方の力になれようにこれからも頑張っていきたいです。

満開の時の桜です。今年は桜が咲くのが早かったですね。桜をみるとなんだが気持ちが明るくなりました。日本人で良かったーとしみじみ感じます。

訪問看護リハビリステーションたもつは、食べることの支援に力を注いでいます。言語聴覚士、摂食嚥下認定看護師が在籍しており、多角的に利用者さんを関わらせて頂きます。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。コロナ禍においても、利用者さんに安心して頂ける支援をしています。

令和5年5月以降の作業用療法士・理学療法士・言語聴覚士(伏見区・京田辺)令和5年5月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。ご遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保