看護師の岩崎です。GWを過ぎた頃より日差しが一層強く感じられるようになり、春から夏へと季節の移ろいを実感できるようになりました。道を歩けば日傘をさしている方も増え、そんな私も日焼け止めにサングラスに手袋に…利用者さんに驚かれるほど日焼け対策は欠かせない日々を送っています。皆様もこまめな水分摂取や帽子を被って外出するなど暑さ対策には十分お気を付けくださいね。

今日は訪問を初めてちょうど3年になるAさんのお話をしようと思います。Aさんは尿路感染により入退院を繰り返していました。どうにかして再入院を防げないかと訪問看護が開始になりました。初めは医師の指示により毎日訪問し毎日導尿を行いました。その結果Aさんの排尿頻度や尿量は正常でしたが、体質的に人より残尿が多いことがわかりました。医師に残尿が人よりも多いこと、性状は特に問題ないことを報告し今後の導尿頻度について相談。隔週の導尿と2ヶ月に1回の検体提出の指示をもらいました。毎日の導尿に苦痛を感じていたAさんは「良かった」と嬉しそうに言われていました。またAさんには訪問開始時から毎日水分出納表を書いてもらっています。3年経った今でも欠かさず記載してくれているため、訪問時のIN-OUTバランスも確認しやすく体調変化に気付きやすくなりました。時折発熱した際には臨時で尿検体を提出することで抗生物質での在宅治療が可能となり、訪問看護開始後一度も入院することなく経過しています。90台のAさんですが、今でも現役でお仕事をされています。お料理好きで毎日台所に立つことが生き甲斐です。そんなAさんの在宅生活の維持に役立てていることがとても嬉しいです。

体力の低下や歩行状態などにより病院に行くことをしんどく感じられる方も多くおられます。訪問看護を導入することで在宅でできる治療範囲が広がり「今まではすぐに病院に行っていたけどその頻度もぐっと減って助かってる」と言う言葉を多くいただいています。そういった言葉が日々私たちの励みになっています。多くの方の「住み慣れた家で生活する」を継続できるよう訪問看護の輪を広げていきたいと思います。

訪問看護の大切な役割として、健康管理の支援があります。利用者さんの生活背景や医師との連絡調整が重要となってきます。訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さん、ケアマネージャー、医師と積極的に連絡調整をし利用者さんの健康管理に努めています。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。

令和5年7月以降の作業用療法士・理学療法士・言語聴覚士(伏見区・京田辺)令和5年7月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保