療法士の神野です。
入職をして半年が経ちました。時間が過ぎるのはあっという間ですが、良い経験をさせていただいていると実感する日々です。
今回は自宅内で転倒され骨折はしていませんでしたが、その後の恐怖心で活動量が著しく制限されてしまっていたAさんについてお話しします。転倒される前まではお一人で何でもされる方でしたが、訪問開始時は家事のほとんどを娘さんにしていただいているような状況でした。歩き方も足を引きずっており、再転倒を起こしてしまう可能性が高い状態でした。まずはしっかりと筋力を付けていく運動を行いつつ、恐怖心が緩和されるようしっかりと介助をしながらバランス練習や歩行練習を実施し、徐々に介助量を減らしていきました。
訪問開始から1ヶ月が経過した所で歩行をする際に必ず聞かれていた床を引きずる足音は聞かれなくなっていました。Aさんには自覚が無かったようですが指摘をすると、「そういえばそうですね。」と驚かれていました。改善した事が分かって以降は更に意欲が向上し、現在では歩行器を押して1人で近所のスーパーに買い物に行ったり家事に娘さんの助けが必要なくなったりと順調な改善がみられています。Aさんのように明確な骨折などが無くても転倒による恐怖心から動けなくなってしまう方は大勢おられます。そのような時に療法士として恐怖心をいかに緩和できるか、運動をした事での効果をどう実感していただくかは非常に難しい課題です。
利用者さん一人一人にあった方法で寄り添いながら、以前はできなかった事ができるようになるという経験をしていただけるよう努めていきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、利用者さんと共に考え、心理的側面も考え、リハビリを実践しています。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、令和5年7月以降の作業用療法士・理学療法士・言語聴覚士（伏見区・京田辺）令和5年7月以降の看護師（伏見区・京田辺）を募集しています。
在宅看護・リハビリに興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護・リハビリを提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保
