看護師の原田です。
連日猛暑日が続きとても過ごしにくい日が続いていますが、たもつスタッフは水分補給やしっかり休憩をとりながら奮闘する日々を過ごしています。さて今回は日頃から担当させていただいているAさんについてお話をさせていただきます。Aさんは心の病をお持ちで健康状態の管理と薬の管理を目的として、担当させていただいてから2年以上が経ちました。
Aさんは落ち着いておられる時は早寝早起きをしてしっかり食事を摂り、その都度正しく薬を飲めていました。しかし何か心配事や心が不安定になると薬を飲むのを忘れてしまったり、じっとしていられなくなって走り出してしまうことがありました。Aさんのもとを訪問すると色々な話をしてくださり特に作物や植物の話がお好きで、季節ものの野菜の話やこれまで御自身が育ててこられた植物のことをとても楽しそうに話してくださいました。介入から1年がたつ頃には状態はかなり落ち着いてこられ、薬の飲み忘れはほとんどなくなっていました。その頃のAさんはほとんど家の中におられ、運動習慣はほぼありませんでした。
人が日々の生活の中で活動・運動習慣を持つことは健康を維持するためにとても大事です。そこで私はAさんに一緒に散歩することを提案し、歩くことは身体的にも精神的にもとても良いことを説明しました。はじめは「いや、いいですわ」と断られましたが、季節の移り変わりや精神的に安定してこられたこともあって、ある日快諾されました。それからはたもつスタッフとともに運動しながら会話も楽しむようになられ、「歩くようになってから調子がいいですわ」と嬉しそうに話されました。私は精神的に安定してこられただけでなく身体的にも良くなられていくAさんをみて、かかわらせていただいてほんとうに良かったなと感じました。
私が訪問看護をさせていただく中で大事にしていることは「その人にとっての幸せとはなにか」を追求することです。幸せとはその人その人によって異なりますし、その人にとっての幸せを実現するためにできる限りのサポートをすることが訪問看護師の使命だと感じています。私は今後も引き続き「その人にとっての幸せ」を追求し、よりよい看護の提供を続けていきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、令和5年9月以降の作業用療法士・理学療法士・言語聴覚士(伏見区・京田辺)令和5年9月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。
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統括所長 西谷 保