看護師の衛門です。気持ちの良い秋晴れのお天気が続いていますね。最近は移動中に幼稚園や小学校から運動会の歓声が聞こえてくることもあり、そういえば久しぶりに聞く賑やかな音だなぁと、関係ないのに何だか涙が出そうになりました。先日行った地元のお祭りでも所々で「4年ぶりの光景やなぁ」と話をされているのを聞き、まだまだ日常が戻ってくる最中なんだと実感する日々です。
さて、私たちは普段みなさんの住み慣れたお宅に訪問させていただいています。対象の方のお人柄や病状も違えば、家の中の状況も様々です。
先日、ある利用者さんから言われた印象的だった言葉があります。その方はお一人暮らしの男性で消化管ストーマと尿路ストーマの2つを持っておられ、看護師訪問時にストーマのパウチ交換をしています。その方と私の関係はまだ浅かったのですが、お仕事や趣味のお話をしながらパウチを交換し終えた時、「もう終わったん。あかん、美容室に来てる気分やったわー。」と言われました。私は処置に安心していただけたのだなと感じ嬉しくなりました。そして、その方の担当スタッフを含めこれまで関わってこられた方々が安心して処置を行える環境づくりをしてこられた結果だと思いました。
訪問看護リハビリステーションたもつは、各利用者さんに受け持ち看護師はいますが必ず固定のスタッフが訪問に行くというわけにはいきません。それでも受け持ち以外が訪問しても安心していつもの通りのケアができるように情報を整え共有しています。病状や利用者さん・介護者さんの考え、物品場所、処置の流れ。入浴法でも湯船に浸かるのが先か後か等、共有することは多様です。「あの人やったらよく知ってくれているんやけど」といったご指摘を受けることもあり、情けない気持ちになることもたくさんあります。しかし、自分一人の目では発見できなかった利用者さんの思いや看護問題と介入方法などを相談し合えることは、色々なスタッフが介入することによる大きな強みだと思っています。他の利用者さんの事例を通して、自身の受け持ちの方に還元できることも多くあります。
私も入職して1年が経とうとしていますが、本当にまだまだ勉強が必要だなと思うことばかりです。利用者さんたちに安心して継続した支援を提供できるよう、これからも看護師として人としてスキルアップしていきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつは、20名を超える看護スタッフいます。基本的に、決めれれた看護師が訪問をするようになっていますが、24時間365日緊急時スムーズに対応できること、土曜日・日曜日・祝日も訪問をしていますので、スタッフの休み等での訪問体制では、どうしても複数の看護師の訪問が必要となります。電子カルテを含めて普段から情報共有等チームワークよく訪問できるようにしております。多角的な視点で、チーム支援できればと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。
令和5年12月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保