看護師の岩崎です。11月になりましたがまだまだ日中は暖かいですね。朝晩との寒暖差が激しい日々が続いていますが、お身体ご自愛ください。
今日は、利用者Aさんとそのご家族とのお話をしたいと思います。Aさんは寝たきりで意思の疎通も難しい方です。そんなAさんを献身的に介護しているお姉さんとそのご家族と暮らしています。療法士の訪問が週2回、看護師は隔週で月2回訪問しAさんの体調確認やお姉さんの体調相談や介護指導を行っています。お姉さんは常に愛情たっぷりに介護され決して弱音を吐いたりしません。初めは清潔援助などを訪問時に担うことでお姉さんの介護負担を少しでも減らす関わりをしようと思いました。しかしお姉さんにとってAさんを介護している、その時間がかけがえのない大切な時間なのだと感じ、訪問に対しては不安や相談事を解決する時間と考えているのだと感じました。
Aさんにはその他のサービスとして往診やデイサービスの利用があります。以前は発熱が見られればすぐにかかりつけの病院に連れて行ったりしなければならず、寝たきりのAさんを連れて行くのも一苦労だったと言われていました。現在はサービスを利用することで受診前に相談ができます。在宅で症状緩和ができたりと受診への負担が軽減し「もう1年以上入院していないんですよ。すぐに相談もできるし、病院に行かずお家でこの子と過ごすことができて本当に嬉しい。」と嬉しそうなお姉さんを見て、私たちも喜びとやりがいを感じる日々です。
また大切なAさんを第一優先に考え、生活の中心がAさんになっているお姉さんが倒れてしまわないか、自分の時間を持てているのか心配に思う面もありました。最近ではAさんの介護の合間に旧友と会ったり、ランチに出かけた話を聞かせてくれるようになり、在宅サービスに信頼を寄せてくれているのだなと嬉しく思います。これからもAさんだけに目を向けず、お姉さんや家族を巻き込んだ支援ができるよう関わっていきたいと思います。今回のケースから訪問看護を行うことで安心感を提供できること、在宅療養を行うためには他サービスとの連携が必要不可欠であることを改めて学ぶことができました。
写真は、鳴門海峡の朝焼けです。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、家族を含め、多くのサポーターと共に支援ができるよう関わっています。訪問看護が、安心感も提供しているとつくづく感じました。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。
令和5年12月以降の看護師（伏見区・京田辺）を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保
