作業療法士の藪下です。
早いことに今年も残り1ヶ月となりましたね。皆さんは今年度中にやり切りたいことはやり切れていますか?僕自身、やり切れていないことあるので駆け込みでやり切りたいと思っています。
今回は、リハビリを担当させて頂いていたAさんの遺族訪問をさせてもらったお話をさせて下さい。たまたま、2週連続似た内容関連になってしまいました。どのような形や目的で行っているかはお時間ある方はそちらも見て頂ければ幸いです。
僕自身、当事業所に入る前は総合病院に勤めていたので、ご逝去された後に関わることはなく、気にはなっててもそれ以上のことはできませんでした。Aさんは週3回療法士訪問をしており、毎回リハビリを楽しみにされていて、訪問した時は色々なお話を聞かして頂いたり、趣味活動を行えるようになっていました。介入してしばらく経った後、全身状態悪化があり入院されました。Aさん、ご家族の希望で退院となりましたがリハビリをできる状態ではなく、退院後は看護師訪問のみになり、療法士訪問は終了となりました。時折、担当看護師に状態などを聞いて過ごしていました。Aさんがご逝去され、担当看護師と共に遺族訪問する流れとなりました。ご家族からAさんの今までや最期の時のことなどのお話を傾聴しました。色々なお話を聞く中で訪問の時以外のAさんの人柄やご家族のAさんへの思いやりや絆を感じました。また、ご家族からも「本人が満足していた」と「人に恵まれた」とお言葉を頂き、お世辞とわかっていても少しは力になれていたのかなと感じました。お言葉は素直に受け止めて、僕自身は今回の介入の振り返りはしっかりと行うことで、次に繋げていきたいです。その中で「おらんくなって寂しいけどね、後悔はないね。食べたかったものも食べれて、会うべき人には全員会えたしね」とご家族からお話がありました。最後を振り返って思われることは、人によって異なると思います。その中でも利用者さん達が決められた方針をお手伝いできるようにしていきたいと思います。今回は途中で療法士訪問が終わりましたがリハビリ科でも終末期の介入について勉強をしていますので、利用者さんの背景に応じた支援をできるように更に精進していきます。
ランタンを飛ばすことは無病息災を祈祷する仏教の儀式が起源とされていて、ランタン祭りは元々死者を弔う祭りとされ、毎月行われるお盆のような行事のようです。ベトナムの方では縁起の良いものとされていて願い事や幸福を祈り、吊るすようです。想いを込めて飛ばしてきました。
訪問看護リハビリステーションたもつは、終末期の利用者さんに対しても看護・リハビリを協同して実施しています。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。
令和5年12月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保