こんにちは、理学療法士の山岡です。

今年は梅雨が長く 急に猛暑になったせいか 暑さが身体にこたえます…

今回はリハビリで 具体的にどんなことをやっているのか ご紹介したいと思います。

 

60代女性 要支援1 腰椎の手術後 週1回60分。

入院中に介護認定を申請され、認定が降りた退院1ヶ月後より訪問を開始。

足腰の筋力アップ・ストレッチ、自主的にされている体操のチェック、効果的な方法の提案、サポーターなどの購入に際し相談 など。

元々自主トレーニングにも意欲的に取り組まれていましたが 具体的にどこを鍛えているのか、どの程度負荷をかけたらいいか等 疑問に思われており 説明していきました。またサポーターを必要とされており 一緒にどのような物がいいか検討しました。

ご自身で維持していく自信がつかれたため 約1年半の利用後卒業。

 

70代男性 要支援1 踵骨折の手術後 週2回40分。

ご家庭の事情で通常より少し早めに退院されました。認定が降りた退院1ヶ月後より訪問開始。

足関節の運動・筋力アップ、自主体操の提案、歩容の確認、ジョギングや正座が出来ることが目標にて段階を追った練習方法の提案 など。

開始時は足の腫れが著明でした。運動により腫れは軽減し、筋力も増強しました。現在約1年間リハビリを継続されています。今後は卒業を目標に頻度を減らしていく予定です。

 

80代女性 要支援2 腰椎の手術後 週1回40分。

退院直後より訪問開始。

足腰の筋力アップ・ストレッチ、自主体操の提案・チェック、掃除・洗濯・買物などの家事動作の動作指導(腰への負担を軽減する方法) など。

入院中に主治医から言われていた動作指導をしっかり守られていました。次のステップに進むことに不安感があり、筋力を維持する運動を継続することや 一つ一つの動作毎に気をつける姿勢などを提案しました。

ご本人のペースで家事動作に取り組めるようになり 術前によくされていた友人との外出も可能になりました。約3ヶ月の利用後卒業。運動習慣を継続することと他者との交流のため 短時間のデイサービスの利用を開始されました。

 

病院に入院できる期間の短縮化により、十分なリハビリを受けないまま退院される方もあります。また病院でしっかりリハビリしていても いざ自宅に戻ってみると環境の差異からか 思うように動けないという方もあります。

そのような時に訪問のリハビリテーションを活用して頂ければ と思います。

飛行機の着陸になぞらえて 退院時のソフトランディングに訪問のリハビリテーションが有効 と言われています。飛行機が安全に衝撃無く着陸する様に 退院してすぐの生活が安全に送れるよう 訪問のリハビリテーションを活用して頂きたいです。

退院してしばらく在宅生活を送ってみたけれど 思うように動けない方、一度も入院したことは無いけれど 何となく動きにくくなってきた方などもおられると思います。

在宅生活でお困りのことが訪問のリハビリテーションで解決できるかもしれません。一度ご相談ください。

 

 

 

 

訪問看護リハビリステーションたもつ(京都市伏見区)では令和3年1月採用の看護師・作業療法士・理学療法士を募集しています。
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