ある日、訪問看護リハビリステーションたもつの療法士は、自転車に跨ったまま壁にもたれて動けなくなっている男性を発見。「大丈夫ですか」と声をかけると大丈夫と返答があり一旦その場を離れました。でも、非常に暑く、日差しもきつく、その場所には日陰でもなかったので、気になり戻ってみると、同じ状態で壁にもたれたままでした。「大丈夫ですか」と再度声をかけると「大丈夫です」と話すものの顔は赤く、アルコール臭、目はうつろ、壁によりかかる足元もおぼついていません。持参していたペットボトルを渡すもペットボトルも開けられず、口元にも近つけられない。支援し水分摂取してもらい、クーリングしながら話をし座ってもらい、バイタルサイは、血圧低く、頻脈、意識ももうろうとしていることから脱水症を疑いました。介助していると多くの人が集まり、緊急搬送になりました。次の日、ご本人から元気になられ電話がありました。
困っている人がいれば声をかける。そして、できることをする。簡単なことですが、状況判断し行動レベルに移すことは責任感と普段から療法士としての自覚だと思います。訪問看護リハビリステーションたもつのスタッフがここ一番で力を発揮してくれたことはうれしく思います。
令和2年8月31日 伏見区から 見えた虹です。虹のスピリチュアルな意味は、「願いが叶い、明るい未来が訪れる」だそうです。
訪問看護リハビリステーションたもつ(京都市伏見区)では令和3年1月採用の看護師・作業療法士・理学療法士を募集しています。
在宅医療・看護に興味のある方は募集要項またはメール・電話にてご連絡お待ちしています。 管理者 西谷 保