看護師の林です。毎年、お正月には寒い日が続きますね。私は冬生まれなのですが、寒いのはとても苦手です。早く暖かくなって欲しいなと春を待ち望んでいます。
私が訪問看護リハビリステーションたもつに就職してから1年と少しが経ちました。この1年を振り返ってみると、本当にあっという間の1年でした。その中で、先日とても嬉しいことがありました。私が受け持たせていただいているAさんは去年の冬に病院から退院されました。「病院ではもう何も治療できることはない」と言われ、転院するか自宅に帰るかを突然選ぶことになったそうです。コロナウイルスが流行していたこともありご家族は自宅で介護することを決められました。病院からは「体調が悪くなったらいつでも戻ってきていい」と言われ、ご家族も万が一を考えて施設など次の療養場所も探しながらの退院となりました。Aさんは食事や排泄など身の回りのこと全てに介助が必要な状態で、ご家族も初めての介護のため不安いっぱいの中、在宅生活がスタートしました。訪問看護では、Aさんの体調を確認しながら、オムツの替え方や歯磨きの仕方、身体の向きの替え方、着替えの仕方など一つひとつご家族へお伝えしていきました。最初の頃は体調も不安定で、ご家族と「自宅でお正月を迎えられるかな」と話していたのですが、自宅に帰ってしばらくすると、だんだんと元気を取り戻して来られました。訪問入浴を利用しお風呂にも入れるようになりました。そして、ふと気がつくと自宅で過ごし始めて1年が経っておられました。ご家族は、今では躊躇いなく日常生活のお世話が出来るようになっておられます。そのご家族から「たもつの看護師さんに出会えて良かった。出会えてなかったら、自宅で看るなんて無理でした。病院に居たままでも、もっと早くにダメだったかも知れません。こうして家で過ごすことが出来たから元気になってくれたと思います」と本当に嬉しいお言葉をいただきました。看護師になって10年以上が経ちますが、今まで頑張ってきて良かったと心の底から嬉しかったです。こちらこそ、訪問に行くたびに「待っていたよ」と笑顔を見せていただきありがとうございます。いつも元気をいただいています。
2022年も初心を忘れず、より良い看護を提供できるように努力を続けたいと思います。皆様にとっても素敵な1年となりますように。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
利用者・ご家族さん、ケアマネジャーさん、医療関係者の皆様の声が、訪問看護リハビリステーションたもつの励みになり、成長とつながります。今年も、スタッフに思ったこと感じたことを伝えて頂ければ幸いです。訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。
令和4年9月以降の看護師・令和4年1月以降の療法士を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保