訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺管理者 原田です。
まだまだ寒い日が続き、暖をとりたくなる季節ですね。たもつでは足浴の支援をさせていただく事がありますが、足浴は足だけじゃなくて身体中がポカポカ暖まってくるのでとてもオススメですよ。
さて今日は先日かかわらせて頂いた利用者様のお話をしたいと思います。
その方は後期高齢者Aさんで体調崩され入院していましたが、御本人と家族様の希望で在宅療養を選択され家に帰って来られました。医師の説明では余命は幾ばくも無いとのことで、御本人も家族様も受け入れされていました。
ご自宅に帰ってこられたAさんは入院中よりも食事を少し多く摂取し水分も取られるようになり、家族様は喜ばれていました。
私は御自宅が持つ力はあると思っていて、御自宅は病院と違い家族様が傍におられたり、慣れ親しんだ環境であったり、何より’匂い’が病院とは違いその慣れ親しんだ’匂い’がご本人の気持ちを健やかにし状態が良くなることもあると考えています。Aさんも久ぶりに御自宅に帰ってこられ、御自宅の’匂い’を感じ気持ちが落ち着かれたのだと思います。
私はAさんやご家族が望まれる支援を一生懸命に実施し続けました。わずかな変化や向上していることを言葉で御家族様に伝え、また医師にも連絡をしていました。
Aさんはご自宅に戻られてから2週間ほど家族と過ごされその後亡くなられました。亡くなられる数日前からほとんど眠っている状態のAさんでしたが、私は家族様に「聞こえているので色々お話されてくださいね」とお伝えしたり、家族様が望まれるケアを一緒に実施したりしました。家族様はケアをしながらAさんがこれまで歩んでこられた人生や性格など色々お話をされていました。Aさんが亡くなられた後「何をどうしていいかわからなったけど、看護師さんに支えてもらえて本人も家族も本当に幸せでした」とお言葉をいただきました。目まぐるしく身体状態や環境が変化していく中、激流にのまれる思いのご本人や家族様にとっての助け船となれたようでとてもありがたく思いました。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺は設立して数年の若い事業所ですが、これからも看護師や療法士として医療面・社会面・精神面などで利用者様始め様々な事でお役に立てるよう日々一生懸命精進していきます。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、積極的に看取りの利用者さんを受け入れております。コロナ化の今、在宅でしかできない支援が多くあると考えております。在宅で最期を生活したい利用者さんの思い、ご家族の希望に沿った支援をさせて頂きます。冬季に入り、毎月数名の利用者さんを看おくっております。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和4年1月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和4年3月以降の看護師(伏見区)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保