看護師の奥山です。入職してもうすぐ1年になります。自分でも驚くほど時が経つのが速く感じています。相変わらず方向音痴な私は、道に迷いながらスタッフのみんなの力を借りてバイクで訪問し利用者さんとの新しい出会いに感謝し働いています。新品のバイクになり安全運転で皆様のもとへ訪問したいと思います。
さて今日はいつも関わらせて頂いている利用者さんのお話をしたいと思います。
Aさんはデイサービスに週2回、訪問看護を週2回利用されています。訪問看護では、主に体調管理、内服管理、尿のカテーテルの管理を行っています。先日、尿のカテーテルの感染が分かり入院となりましたが、1週間ほどで退院し現在は在宅で入院前と変わらず生活をされています。Aさんは便秘になりやすく、いつも下剤を内服されていますが、デイサービスや受診の前日は下剤をやめており訪問時も便秘になっていることが多いです。Aさんにとってデイサービスや受診の時に排便があると、自分だけでなく付添いの奥さんやデイサービスのスタッフにも迷惑をかけるからといつも話されていました。そのため往診医の先生にそのことをお伝えしたところ、下剤とは別に腸の調子を整え、腎臓が弱いAさんにとって身体の負担の少ないお薬を出してくださることになりました。現在、この内服を初めて少しずつですが排便コントロールがつくようになってきました。Aさんは自身が便秘になることよりも、周りの人に迷惑をかけたくないと言う思いが強く、その思いを先生にお伝えすることで今回新たな薬を開始することになりました。
現在、日本では医師の診察のもとで出される処方薬と、薬局などで出される市販薬を合わせると約2万5000品目におよびます。それでも、治療薬がない病気もたくさんありますが、日々のライフスタイルに合わせて薬も選べる時代になってきています。体調のことだけでなく日々の生活の中で困っていることがありましたら気軽にご相談していただければと思います。利用者さんにとって一番ベストな方法を一緒に考え、その思いに寄り添いたいと思っています。
冬のこの時期、雨の日も雪の日も道中はつらくても利用者さんと会うと、つらかったことも忘れてしまいます。今日もまた1日、地図とにらめっこしながらバイクに乗って頑張ります。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、徒歩、自転車、バイク、車で訪問しています。最初の課題が家まで辿り着き、訪問することです。グーグルマップ、ヤフーマップで場所を確認しますが、場所が違うこともあります。契約時に場所を確認しすべてのスタッフが家に辿り着けるよう情報交換しています。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和4年1月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和4年3月以降の看護師(伏見区)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保