京田辺事業所 管理者看護師の原田です。
4月も半ばを過ぎ桜は散ってしまいましたが、菜の花が咲きほこり蝶が舞い、昨日はツバメを見ました。春真っ盛りという感じですね。
さて今日は利用者様とのかかわりのお話をしたいと思います。Aさんは右足に創があり常に右足先に痛みをお持ちの方です。特にじっとしていると痛みを感じる、夜寝ていると痛みを感じて目が覚めるなどの症状を自覚されていました。治療は徐々に治っていくような経過をたどるため、なかなか一気に治癒するということは難しい状態です。医師からは痛み止めが処方され内服すると痛みは一時的には軽減されるのですが、効果がなくなっていくとまた痛みを感じる状態です。看護師は右足の創の処置と、痛みにより歩行が不安定になり転倒の危険性があるため歩行訓練を行っています。先日、歩行訓練の際に嬉しいことがありました。その日も通常通り歩行訓練のために屋外へ出て私は付き添い歩行をしていました。するとその通りに植栽してあるハナミズキが白や赤の葉をいくつも広げていてとても綺麗でした。Aさんは「この通りはずっと向こうまでハナミズキが植えてあって、この時期はとても綺麗ですね。」と笑顔でお話されていました。そして「こうやって色々話をしていると気がまぎれて足が痛いをも忘れるので良いわね」と言って歩行を続けられました。
看護の持てる力とは処置などの医療行為だけではなく、寄り添い共感し支えるというかかわりも大いにあります。たもつでは利用者様に寄り添い幸せを多く感じていただき、より良い在宅療養が続けられるよう看護を提供していきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションを開業してもうすぐ5年目となります。利用者さんの関りで感じることの一つに薬以外に回復や生活向上することはたくさんあるということをです。利用者さんに寄り添い、希望を叶える支援をしたいと考えています。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和4年5月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和4年5月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保