作業療法士の平田です。気温も一気に暖かくなり、新しい年度が始まりましたね。また一年、新たな気持ちで訪問に取り組んでいこうと思っているので、今年度も宜しくお願い致します。

今日は主に自主訓練について指導させて頂いている訪問先のお話をさせて頂きます。現在、A さんには 1 週間に一度訪問に行かせて頂いているのですが、元々お一人でも「体をよくしよう」と自主的に筋力訓練や体操などを取り組んでおられる方でした。しかし中々目に見える効果を実感出来ず、「このやり方であってるのかな、正しい方法で出来ているのかな」と不安に思っておられたようです。そこで担当のケアマネージャーさんに相談された所、ちゃんと分かる人に指導してもらってはどうかと、訪問リハビリを依頼されたとのことでした。ご本人の訴えとしては、大病を患い、手術をされた後から、身の周りのことは一人で出来るけれども、全身の筋力低下が気になるようになったとのことで、両下肢、両上肢、体幹全て鍛えたいというご希望がありました。具体的には、外を歩くことが苦痛になって以前程歩けない、手に力が入り難く洗濯機のボタンが押し辛い、こむら返りが起こりやすい、お腹周りが気になる、等々、一つ一つのお話しをお聴きし、その相談事が解決出来るようなストレッチ、体操や筋力訓練といった自主訓練を提案させて頂き、また今まで行ってきた訓練方法を確認、効果が期待出来る方法かどうか、また回数や負荷はご本人にあっているかなどを一緒に検討していきました。

A さんはとても真面目で熱心な方で、訓練をしっかり継続されて数ヶ月経った今では、「最初はしんどくてすぐ疲れた」と仰っていた自主訓練も「今はあまりしんどくなく出来るようになりました」「歩くのが苦痛だったのに、最近では晴れた日は毎日散歩に行けています」「ボタンはちゃんと押せるようになりました」など、筋力アップの効果を少し実感出来るようになっておられる様子です。私も、このままお一人でも訓練を続けることが出来、自信を持って訪問から卒業出来る日がくるといいなと、思っている所存です。

写真は訪問の合間に見つけた、チューリップです。桜も大好きなのですが、桜が散った頃に見頃になるチューリップも、春を感じられて可愛らしいですね。皆さんにも春の良い季節を楽しんで頂ければ幸いです。

訪問看護リハビリステーションたもつは、ご利用者様やご家族様とお話をさせて貰いながら、ニーズに沿って目標を立て、それぞれのペースを大事にしながら一緒にリハビリに取り組んでいます。もし、何か困ったことがあればそれを解決出来るように、一緒にリハビリという形でお手伝いが出来れば、と考えております。何かあれば是非、事務所までご相談下さいね。

訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和45月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和45月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メール電話での採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保