看護師の古田です。ついに近畿地方も梅雨入りとなりましたね。梅雨の時期から気を付けたいのは熱中症です。夏は汗をたくさんかくので、熱中症になりやすいというイメージがあるかと思いますが、梅雨の時期でも気が付かないうちに熱中症を引き起こしてしまうことがあります。梅雨の時期は湿度が高く汗が蒸発しにくいため身体に熱がこもりやすくなっています。また、まだまだ身体が暑さに慣れていないため体温調節をする準備が不十分となっているのも熱中症を引き起こす原因の一つです。こまめな水分補給を心がけ本格的に暑くなる前に軽い運動や半身浴などの汗をかく機会を作ることが良いとされています。これからの時期の訪問では、熱中症予防の観点からも気を付けて訪問させて頂きたいと思っております!
ここ最近のこと。私は担当させて頂いていた利用者さんとのお別れが続きました。いずれも入院先の病院でお亡くなりになっています。入院されてからのご本人の様子は面会されたご家族様や病棟看護師さん、ケアマネージャーさんなどから伺うことが多いです。どのような最期を過ごされたのかなと思いをはせながら、どうか少しでも安心した最期であってほしいなと思うのです。私が病院で勤務していた時、入院された患者さんがどのような経過でどのように自宅で生活されていたのか情報を得るとき、訪問看護を利用されている方だと訪問看護師からの看護情報提供書というものを確認していました。これは看護師同士の申し送りのようなもので、自宅での生活の様子や引き継いで継続してほしい看護内容などが記載されています。今では訪問看護師という逆の立場になりそれを病棟看護師へ情報提供する側となりました。当ステーションでは利用者さんが入院されることになった際、なるべく迅速にそして必要な情報を正確に提供できるように情報提供書を作成し送らせて頂いています。私はそれを記載する際、実際の身体の状態や生活の様子に加え、その方の考えや気持ちなどその方らしさの部分が少しでも伝わるような内容を心がけています。その方の生き方や意向が病院での治療や看護に少しでも反映されて欲しいと思うからです。丁寧な継続看護により、より安心した医療を受けることができると思っています。そのために私たちの立場でできることだと考えます。このような病院と在宅との架け橋の部分にとても重要性を感じています。これは病院から在宅に帰られる場合も同様です。よりスムーズに安心して在宅での生活をスタートできるように情報の共有や在宅環境の準備が重要になります。関係機関の皆さんとの連携強化はこれからの課題でもありますが、利用者さんがどこに居られようと心は常に利用者さんに寄り添いご本人にとってより良い医療・看護が提供されるように私たちにできることに力を注いでいきたいと思います。お別れとなった利用者さんの最期のお顔は見られませんでしたが、思い出す顔は皆さんの優しい笑顔のお顔ばかりです。
利用者さん宅へ訪問すると皆さん様々な趣味をお持ちで、趣味で部屋が飾られていたり、とても素敵だなといつも思っています。私も何か自分のペースで楽しんでできるものがほしいなぁ~と思っていました。そして最近気になっているのがウクレレです。小さくてどこにでも簡単に持ち運べてすぐに演奏できる。音にも癒される。良いと思いませんか⁉まだウクレレを手にすらしていませんが、1曲でも上手に弾けるようになれば、利用者さんにも音の癒しを届けられないかなぁと頭の中の妄想だけがどんどんふくらんでいます(笑)一緒に始めてくれるスタッフは居ないかな~?次回、日誌を書くときには続報をお届けしたいと思います!
写真は我が家の夏を待つひまわりです♪
訪問看護リハビリステーションたもつは、より良い連携・情報提供をするため、入院が決定3日以内に退院サマリーを送付しています。
訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。令和4年7月以降の作業用療法士・理学療法士(京田辺)・言語聴覚士(伏見区)令和4年7月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、優遇します。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保