事務の赤井です。暦の上では立秋を過ぎ、時候の挨拶も秋を意識した言葉を紡ぐようになりました。が、「残暑」より「酷暑」と書きたくなるほど、体感的に厳しい暑さが続いていますね。業務で使用している切手も既に秋の絵柄が発売されていますが、冷奴や夏野菜、風鈴などの涼しげな絵柄を求めてしまう我々事務員です。

先日、当事業所の看護師から「いま担当している利用者さまの医療費の件で…」と相談を受けました。「厚生労働大臣の定める疾病等において医療保険で訪問中の利用者Aさん、70歳未満で限度額適用・標準負担額減額認定証(以下、減額)をお持ちの方だが、様々な理由から減額の更新申請が出来ていなかった。また、現在かかられている医療機関等へ減額を提示できていなかったことや、処方されるお薬が変更になったことも重なり医療費が高額になっている。」とのこと。高額療養費制度の支給申請を行うことで自己負担限度額の超過分は払い戻しされますが、書類申請を億劫に感じる方は腰が重い作業だと思います。制度そのものをご存知ではない方からしたら、高額療養費制度の申請書類が届いても「なんのこっちゃ?」とスルーしてしまう可能性もありますよね。今回は当看護師が担当ケアマネージャーさまへ経緯を連絡し、ケアマネージャーさまの代理申請により状況は前進しました。

また、上記の電話の中で「おそらくAさんが今使用されている制度が全てだと思うけれど、私たちが知らないだけで医療費を抑えられる制度があるかもしれない」と、利用者さまを大切に想う気持ちから出た看護師の言葉に感化されました。「事務員は質問されたこと全てに答えられるように」との教えからキャパシティ分の知識を詰め込むようにしてきましたが、自分の持ち得ている知識が全てではないかもしれない、と他の可能性を探る姿勢を忘れかけていたな…と。今回の看護師との会話がきっかけで改めて助成制度の資料を読み直したことにより、プラスαの提案が出来るような気付きを得ました。

看護師・療法士・事務員、専門とする分野は異なりますが、それぞれの強みを活かし、多職種連携に努めていけたらと思っています。

写真は熱田神宮の大楠です。樹齢1000年以上とのこと…!暑さにも寒さにも負けず、生命力に溢れていました。

訪問看護リハビリステーションたもつは、医療保険、介護保険制度を含め、あらゆる社会的制度を理解し、利用者さんの支援に繋げたいと考えています。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。

令和5年4月以降の言語聴覚士(伏見区・京田辺)令和510月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護・リハビリに興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護・リハビリを提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、入社後の1回目の賞与を特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保