看護師の林です。

秋分の日を過ぎて、ようやく朝晩は涼しく過ごせるようになってきましたね。今年こそは、「食欲の秋」だけではなく、「読書の秋」「スポーツの秋」となるように、頑張りたいと思っています。今日は、退院後に訪問看護が開始になったAさんについてお話したいと思います。Aさんは、これまでとてもお元気に過ごされており、今回初めての入院を経験されました。コロナ禍ということもあり、リハビリも十分に出来ないまま急遽退院となりました。退院後、入浴介助や排便コントロールのために、看護師の訪問が始まりました。

排便コントロールでは、腹部マッサージをしてから浣腸を実施、その後もゆっくりと再度腹部マッサージをしてから摘便を行い、とてもすっきりとしていただくことができました。「病院では、こんなに時間をかけて丁寧にしてもらったことないわ。いつも浣腸だけして、『出たら教えてくださいね』と、どこかに行ってしまうの。家でこんなにしてもらえて、退院したらどうなるのかとても不安だったけど本当に安心した。」と嬉しそうに話してくださりました。

私は、病院と訪問看護の大きな違いはそこにあると思っています。病院では毎日24時間いつでもすぐ傍に看護師がいます。たくさんの患者さんが入院しているため、ずっと傍に居ることは難しいかも知れませんが、何かあればいつでも看護師を呼び対応してもらえます。それが病院の強みです。排便があれば、そのときに看護師を呼んで対応してもらうことが出来ます。しかし、訪問看護では、看護師は毎日24時間傍にいることは出来ません。決まった曜日・時間に訪問しますが、それ以外の時間は利用者さんとご家族等の介護者だけで生活することになります。ご自宅に訪問している時間は全て一人の利用者さんのものです。訪問中は、目の前の利用者さんのことだけを見て、どうすれば次に看護師が訪問するときまで、利用者さんと介護者が困ることなく、安楽に自分らしく過ごせるかを一生懸命考えています。排便コントロールや清潔ケアなど、看護師がご自宅に伺うのは1日の中でもとても短い時間です。けれども、その中で少しでもすっきりしてもらいたい、不快感を軽減して気持ちよく過ごしてもらいたいと日々、試行錯誤しています。利用者さんの希望に寄り添い、一緒に考え、相談しながら支援していける看護師でありたいと思います。

写真は、最近我が家にお迎えしたガジュマルです。「キジムナー」と呼ばれる子供の精霊が宿る木とされているそうで、大切に仲良くしていると幸せになれるとか…まだまだ小さなガジュマルですが、元気に大きくなって欲しいなと思います。

訪問看護リハビリステーションたもつでは、訪問中、基本的に、利用者さんのそばにいます。その中で、話をきき、どのような支援が必要なのか常に考えています。そばで話をきくことが一番重要なことかもしれません。

訪問看護リハビリステーションたもつは、利用者さんの生活を十分考え、希望や今までの生活習慣を聞き、服薬の支援をさせて頂いております。訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。

令和510月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。

統括所長 西谷 保