看護師八木倫子です。葉の色も色づき気温差も出てきて秋らしくなりましたね。ついこの前寒い日が2日ほど続いた時は思わずコタツを出してみましたが暑い日もあったり。少し気が早かったみたいです。
今回は週に1回訪問させていただいている80代Aさんのお話をしたいと思います。Aさんは夫と2人暮らし。高血圧と認知症があり、日常の生活行動や意思疎通の困難さがみられ、看護が必要となり訪問開始になりました。訪問ではいつも「頼んでないけど。大丈夫、自分でできてるから。」と会話を交わす度に拒否がみられほとんど成り立たない状況でした。私はAさんの話を少しずつ聞きながら慣れてもらえたらと思い接していきました。訪問の時は挨拶はもちろん名前を伝え笑顔でコミュニケーションを中心に接していきました。そして本人の意思は尊重すること。今でも変わらず「来てもらわなくてもいんだけど。」と言われるのですが、行くと必ず台所に行きお茶を入れて準備してくださいます。今までの生活動作がしっかりと残っており、おもてなしは大切にしてこられたのだろうと思いました。お茶を出してもらう事は基本的にお断りしているのですが、Aさんにとって生活行動の一つでもあり、その行動を維持してもらいたいと有難く心を戴くようにしてます。「うれしい。ありがとうございます!」と伝えるとにっこり笑顔が返ってくるのです。受け入れてもらえるまで時間はかかりましたが、少しずつ部分的に顔や手を洗ったり、最近では散歩もできるようになりました。認知症は進行度にもよりますが、受け入れてくれるまで戸惑ったり、否定することが多く、知らない事など変化に対し混乱を招いて不安が大きくなりやすいです。病状にもよりますが、本人のペースに合わすことを優先し、その人らしい生活が送れる様日々関わりを大事にしていきたいと思います。
訪問看護リハビリステーションたもつは、認知症認定看護師がスタッフにいます。一人一人の症状に合わせた看護を実践しています。
訪問看護リハビリステーションたもつでは、京都市伏見区、京都市南区、山科区、東山区、宇治市を訪問しています。あらゆる疾患に対して、24時間365日体制で訪問させていただきます。訪問看護訪問看護リハビリステーションたもつ京田辺 は、京田辺市、城陽市、井手町、宇治田原町、精華町の訪問体制を更なる構築したいと考えています。スローガンではなく、実際に活動できる、実施実績のあるステーションとなったと自負しています。
令和5年11月以降の看護師(伏見区・京田辺)を募集しています。在宅看護に興味のある方は募集要項にありますメール・電話にて連絡お待ちしています。楽しく、明るく、質の高い看護を提供しましょう。業者を通さず、ホームページからの直接メールまたは電話での採用を最優先、特別優遇します。遠慮なく連絡ください。6ヶ月後基本給をアップさせて頂きます。
統括所長 西谷 保